User Manual for SagCAD

基本操作

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■ CADの基本 ■

図を上に移動    : ↑
図を下に移動    : ↓
図を右に移動    : →
図を左に移動    : ←
拡大        : + または PageUp
縮小        : - または PageDown


マウスの左ボタンは図形や寸法を指示する時に使用し、
マウスの右ボタンは直前に選択した図形をキャンセルする時と
寸法の描く位置を決定する時(任意点)に使用する。




■ ファイル ■

新規作成


今までの図面を破棄して新規図面を作成します。


図面を開く


今までの図面を破棄して別の図面を開きます。


名前を付けて保存
名前を付けて保存

図面ファイル名を変更して保存します。


上書き保存


現在の図面ファイル名で保存します。


部品図挿入


現在開いている図面に別の図面を挿入します。
その際に挿入される図面をどこを原点にして挿入するかを指定(点座標で)します。

【注意】 挿入されたデータはアクティブなレイヤー(カレントレイヤー)に挿入します。そのため、あちこちのレイヤーに図があってもひとつのレイヤーになってしまい、ごちゃごちゃになります。部品図は1個の部品でひとつのファイルにして下さい。


印刷


 印刷します。
 印刷をする前に必ず印刷設定をしてください。また、寸法線を描くとき、「印刷イメージ」の設定になっているときも寸法線を描く前に設定しないと、寸法の文字が極端な大きさの文字に表示されてしまいます。


印刷設定
印刷設定

 印刷設定で尺度に準じた実寸印刷に設定すると、印刷範囲が点線で表示されます。(縮小して見てください)これを見て印刷したい範囲がその中に収まるように尺度を設定してください。その際、左右上下のキーを押して、左右上下の位置の調整もしてください。
 図面の枠を描く際に、枠を単独で1個のレイヤーに描きます。用紙サイズに合わせて1倍で描いてください。本CADでは
印刷設定で枠レイヤーの指示する場所があり、そこで指示されたレイヤーは原寸で印刷します。(紙の中心が原点です)


終了


本ソフトウェアのCAD の終了です。




■ アンドゥ & リドゥ ■

アンドゥ


アンドゥです。
無制限です。保存すると、空になります。


リドゥ


リドゥです。
無制限です。保存すると、空になります。




■ カット & ペースト ■

切り取り


セレクトされている図形をクリップボードにコピーしてから削除します。
独自のクリップボードです。
「(HOME)/.sagcad/SagCAD_Clip」というファイルを出力します。
コピー


セレクトされている図形をクリップボードにコピーします。
独自のクリップボードです。
「(HOME)/.sagcad/SagCAD_Clip」というファイルを出力します。
貼り付け


カレントレイヤーにクリップボードの図形を挿入します。
独自のクリップボードです。
「(HOME)/.sagcad/SagCAD_Clip」というファイルから入力されます。




■ 描画 ■

再描画


本ソフトウェアのCAD では、図形を描いていくと、作図エリアに変な図が残ってしまったり、必要な図形が消えてしまったりすることがあります。(ごめんなさい)そんな時はこれで再描画して下さい。


中心設定


中心を設定します。
左ボタンで点を読み取り、その点の座標を作図エリアの中心に設定します。
右ボタンで任意の点(マウスをクリックした点)を作図エリアの中心に設定します。
このコマンドは、ワンショットです。1回の操作が完了すると終了します。

【 中心設定の終了 】マウスの中ボタンを押すことで終了します。


View0 View1 View2 View3 View4 View5


View は、0〜5 までの 6個あり、
右ボタンを押したときに、現在の作図エリアの倍率と中心をそのボタンに覚えさせます。
左ボタンを押したときに、覚えさせておいた作図エリアの倍率と中心を復元します。




■ 各種 設定&表示 ■



線種設定


線種設定は、現在の色と線種を変更します。
ここで設定された線種は、この後の新しい図形を作成するときに適用されます。


倍率設定
倍率の変更は、基本的にキーボードの「+」で拡大「-」で縮小します。
    「+」で拡大は2000までで、元の倍率の「X 1.5 (デフォルト 変更可)」の倍率になります。
    「-」で縮小は0.00001までで、元の倍率の「/ 1.5 (デフォルト 変更可)」の倍率になります。
「Mag 1」などと書かれたエリアをクリックすると、直接倍率の入力をして変更します。


レイヤー設定
[Layer 0] と表示されているところがありますが、これで現在のカレントレイヤーを確認できます。
また、この [Layer 0] の所をクリックすると「レイヤー設定ダイアログボックス」が現れてレイヤーの設定ができます。



レイヤー設定ダイアログボックスに表示される色の意味は、以下のようになっています。

     アクティブレイヤー(表示)
     表示(データ有)
     表示(データ無)
     不表示(データ有)
     不表示(データ無)

レイヤー設定ダイアログボックスの操作方法は、マウスのクリックのみです。
    右クリック : カレントレイヤー設定
    左クリック : 表示・不表示設定


フィレットR or C 設定
フィレットまたはC面を書く場合に、ここで設定されている値をとります。


基本長さ設定
作図コマンドの「点と点で線」の角度線などで線を作図する場合に、本ソフトウェアのCAD では長さを求めません。長さは、ここで設 定されている値を使います。


スクロールピッチ設定
スクロールピッチは、倍率を変更するたびに作図エリアの横幅の 1/15(デフォルト 変更可) に設定されます。
もしもっと細かく位置を調整したい場合は、表示倍率を決めてから直接スクロールピッチを変更して矢印キーでスクロールして下さい 。




■ その他 ■

バージョン情報


バージョン情報を表示します。




ヘルプ


このヘルプファイルを表示します。


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